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TMAX500 TMAX530用 プーリー取り外し専用工具

TMAX500 TMAX530用 プーリー取り外し専用工具(商品番号 tmax530-pulley)

 

スポーティーな走りに「上質さ」を追加することで、走りと快適性に磨きをかけたTMAX500とTMAX530。アルミ製ダイヤモンドフレームやアルミダイキャストリアアーム、対向4ポッドダブルディスクブレーキなどスポーツ走行用の本格装備を身に纏った本格スポーツスクーターです。

TMAX500 T-MAX530用
  • ・重さ:0.95㎏(ボルトを装着した状態)・厚み:6㎜
  • ・素材:スチール
  • ・作業時間:0.5h
  • ・付属品:ボルト一式
  • ・サイズ:縦 95㎜・横 480㎜
  • プーリー取り外し専用工具 (¥7,920)×

特徴

カスタムする際の問題点

TMAX500、そしてTMAX530を整備・カスタムする際に問題になってくるのがプライマリーシープを固定しているナット。このナットは160nmというバイクの整備では聞いた事がないようなトルクで固定しなければならず、プライマリーシープを外すにも装着するにも動かないように固定する必要があります。メーカーからはシープホルダー【90890-01481】というプライマリーシープをしっかりと固定しておく為の工具が用意されておりますが、これが1万7千円と非常に高額であるにも関わらず、使い続けていると比較的簡単に破損してしまう事がありました。

プライマリーシープを外しやすく

TMAX500とTMAX530を整備・カスタムする為にいくつかの機能を持たせましたが、あくまでメインの用途はプライマリーシープを外すこと。いかにプライマリーシープを外しやすくするかを考えて設計しました。まず柄の部分に力を入れやすく、地面に設置できる長さにしました。しっかりと地面に押し付けて回らないように固定することができます。

シャフト部分は交換式

ヤマハ純正のシープホルダーを使っていると稀にプライマリーシープが動かないように固定しているシャフトが折れてしまうことがあります。そこで、シャフト部分に関してはステンレスボルトをナットで固定しています。万が一折れてしまってもホームセンターなどで販売されている普通のステンレスネジなので交換することで再度使用することが可能です。

強度を確保

純正のプライマリーシープホルダーは首とシャフトの部分が溶接されていますが、かなりの力が加わる為に溶接の部分が折れてしまったり、シャフトの部分が曲がってしまったりします。そこでメインの素材に6ミリの鉄板を採用しレーザーで切り抜くことで一箇所に負担がかからない形状にしました。また、力の負荷が掛かりやすい首部分は太くして簡単には折れないように設計しました。

セカンダーリーシープを広げる為のボルト

ベルトを取り付ける際などにセカンダリーシープを広げるのにM6のボルトが二本必要になりますが、TMAX500とTMAX530の駆動系をカスタム・メンテナンスするためには必須ですので、こちらも付属しております。

他にも駆動系メンテナンスで使用できます

プライマリーシープの脱着の他にもセカンダリーシープASSYの脱着やセカンダリーシープASSYを分解してクラッチセンタースプリングの交換などを行うことが出来ます。

一台で三役をこなすとても便利な工具です。


注意

TMAX530 4型・5型には使えないという報告がありましたが問題なくご使用頂くことが可能です。M8のボルト4本を入れる穴はピッタリではなく若干余裕を持ったサイズとなっております。

4・5型は1、2型・3型とは若干穴位置が異なりますが余裕をもったサイズとする事で全ての型に対応する設計としております。

うまくはまらない場合は、ボルトナットをキッチリとしめこむ前にランプレートの穴に刺し込んでナットを固定するようにしてください。