塗装

オートバイの塗装色は調合表がありません。

車の塗装色を作る場合、塗料メーカーが調合表を提供しています。塗装する際には、調合表を参考にして数色の塗料を混ぜて作ります。

しかし、オートバイの塗装色は、調合表がありません。そのため、職人が実際の色を確認しながら、色を混ぜ合わせて作っていくしかありません。

純正色を作ろうと思っても、何百と言う色から数色を選んで調色して作り出さなければならないのです。

 

純正色なら、簡単に出来るだろう・・・誰しもがそう思うでしょう。もしかしたら、ホンダやヤマハのようなバイクメーカーが塗料を販売していると思っているかもしれません。

 

しかし、ホンダやヤマハは純正の塗料を売ってくれませんし、調色も教えてくれないのです。その為、純正色を作り出す作業はとてもクリエイティブです。

しかも最近はキャンディーカラーやパールが入っている塗装色のバイクが多い為、更に調色は困難です。

 

キャンディーカラーとは下塗りにシルバーを塗って、上から色の付いたカラークリアを吹き付けることで独特の色味を生み出す塗装方法です。

とても手間がかかる上に塗料代も高いので、塗装面の多い車などにはほとんど採用されない塗装方法です。

 

実はバイクはとても手の込んだ塗装が施されています。とても難しい作業ですが、あなたの手元に届いたビキニカウルDS-01は見事に純正色が再現されていることでしょう。

 

注文した商品が手元に届く。ごくごく当たり前のことではありますが、あなたの手元に届くまでにビキニカウルDS-01には沢山のすばらしい職人が携わって作り出しているのです

※車両の塗装は経年劣化で日々変化しています。そのため、純正色に塗装しても、実際の車両の色とは多少の違いが出ることがあります。ご了承ください。