君はバイクに乗るだろう
君はバイクに乗るだろう
そのへんのヒーローに出会い続ける旅日記
2009年5月ぐらいから「君はバイクに乗るだろうと」いうブログがスタート。ひたすらバイク乗りに会いに行ってバイクに乗ろうと思ったきっかけやバイクの良さ、トラブルなどをインタビューするブログ。
書いているのはバイクの雑誌製作に関わり続けていた坂下さん。「ザス」が口癖の変なおっさんが書いたブログはいつの間にかむう企画っていう会社からインディーズバイク雑誌として販売がスタートされていて僕が始めて読んだのは5巻。
本のサイズは4巻からA5の横綴じっていう本屋さんやコンビニに並べるには不便なへんちくりんなサイズですが、一つ一つのページがお洒落なポストカードのような見た目で構成も「バイク雑誌」には見えない。登場する人物は今も日本のどっかで走っているライダーで若い女性からおじいさんまで幅広く、それぞれが一張羅を着てカメラの前に向かっている。それを坂下さんが絶妙なタイミングで瞬間を切り取ってる。
君はバイクに乗るだろうは日本で唯一のインディーズバイク雑誌
君はバイクにのるだろうはインディーズバイク雑誌とのこと。定義を詳しく知らないので坂下さん本人に聞いたところ「本屋さんに並んでいない、校閲が入らないってこと。取材して本がでるまで自分しか関わらないし、自分の責任で手売りしている感じ」とのことだった。バイクに乗っている奴が一番カッコいいと思っている坂下さんが自分が作りたいと思っている雑誌の理想形が「君はバイクに乗るだろう」というわけだ。
独特の文章とセンスの光る構成はバイクが好きな人ならはまること間違いなし!
新刊紹介一つ見ても坂下さんの文章には独特の感性が光る。なんでバイクパーツメーカーがインディーズバイクマガジンを売っているの?って聞かれれば今はまだあまりライダーにも知られていないこの雑誌の魅力を知ってほしいからって事と、「ざすが口癖の変なおっさん」の魅力を知ってほしいから。なおワールドウォークは広告も出稿していませんし、スタッフも誰も出演しておりません
Category:雑誌・書籍