【スズキ】gn125
通勤でバイクを使っていることもあり、手先の防寒対策は地味に必須でした。
今まで使っていたグリップヒーターがあまり効果を感じられず(性能というよりグローブの厚さで)、
また125に乗り換えたことでバッテリーも心配ということでハンドルカバーを考えていたのですが、ミッション車でクラッチ操作があること、
またツーリングの時はピースサインをしないと気が済まない性分のため、ナックルガードの選択を考えました。
いろいろ調べる中でこちらの商品を見つけ、数多い他のユーザー様の写真やレポートなどを拝見し、これだ!と注文致しました。
さて注文し届いたものを早速装着しましたが、自分のGN125だと左側のミラーの根本位置が低いこともあって、全く意味のない位置をガードしてしまいました。
このため高さ調整のスペーサーを買い、2個使って4cmくらい底上げして付けましたが、だいたいこれでちょうどハンドルやレバーがガードの後ろに来る感じになります。
付属のステーは使うことなく付けられますが、レバーとガードの隙間が2mmくらいとかなりギリギリです。
ただ恐らくこれがちょうどいいセッティングかと思います。
一度付属のステーを使いレバーから少し離して試してみたのですが、これだとかなり風を巻き込んでしまいました。
ステーを使わなければ付けられないならともかく、基本はミラーに直付けがいいのかなと。
使用感ですが、確かに走行中の風が当たらなくなりました。
素手やインナーグローブだけで走ってみましたが、巻き込み風はあるものの直に当たる感はほとんど感じられません。
防風という意味ではかなり素晴らしいと思います。
ただ取り付けのポジション次第で本当に防風効果が変わるので、今現在も外しては取り付けを繰り返し、一番風の当たらないポジションを試行錯誤しております。
欲を言えば、縁に少し外側へ向け斜めの角度を付けてもらえれば、今以上の整流効果が期待出来るのかなと思います。
あと、注意点として、これは自分も少し期待しすぎていたのですが、防寒という意味ではちゃんとしたグローブは必須です。
仕事柄真夜中の帰宅になるのですが、この時期の0℃前後の気温でも確かにグローブに風は当たりませんが、冷えを防げるわけではありません。
少しある巻き込み風や手の汗で、手自体は容赦なく冷えてきます。ここは全体を覆うハンカバとは決定的に違うところだと思います。
ただそれでも先ほど言ったように、その状態に走行風が当たらないので、今までの指先の感覚が消え、
痛みすら感じなくなるような地獄の冷たさはかなり軽減されています。
恐らく、これにグリップヒーターを付ければ完璧になるのではと思います。あと当然ですが、速度が上がれば自然に防風の効果は上がります。
自分の125だと高速走行は出来ませんが、試しに真夜中に50kmと80kmの道を走ってみたところ、80kmの方が明らかに風が当たっていませんでした。
通勤よりはゴーストップの少ないツーリング向け装備かなとは思います。
ただデザインや効果などのクオリティの高さ、また値段設定を考えればとても素晴らしい商品だと思います。
これからも愛用させて頂きます、ありがとうございました。
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