トリシティ用 ロングスクリーン ws-17
トリシティ用 ロングスクリーン (商品番号 ws-17)
ヤマハから発売された「第三の移動体 トリシティ」。私も発売と同時に試乗しました。感想は、「トリシティはバイクの運転が苦手な人でも乗りやすいだろうな」というものでした。バイクは低速時が一番不安定な為、ユーターンが苦手だという方もいます。しかし、トリシティは低速時も安定している為、ユーターンも気負うことなく出来ます。ちょっとしたツーリングや町乗り、通勤にはピッタリです。バイク用品店のスタッフと話をしていると、今までバイクに乗った事がない人が免許を取ってトリシティで来店しているというコメントもありました。トリシティは私が通勤で使ってみたところ、気になる所が二点ありました。 一点目はステップが狭く、シート下の収納も少ない為、荷物の積載量が少ない点。 弊社では、トリシティ用のリアキャリア(wca-12)を開発し、リアボックスとセットで装着することで収納力の問題を解決しました。 もう一つの問題点は、トリシティの純正スクリーンは小さいので、風防効果が低いということです。 トリシティ純正のアクセサリーとして、メーターバイザーとハイスクリーンが用意されていますが、金額が高額・メーターバイザーは小さすぎ・ハイスクリーンは大きすぎの印象を受けました。そこで開発したのが、調度良い大きさのトリシティ用 ロングスクリーンです。
YAMAHA トリシティ125
年式:2018年~2023年モデル
型式:2BJ-SEC1J 8BJ-SEK1J
YAMAHA トリシティ155
年式:2017年モデル~2023年モデル
型式:2BK-SG37J 8BK-SG81J
※ご自身でお取り付けを行った場合は如何なる場合も補償の対象外となります。恐れ入りますがご理解いただけますと幸いです。
※製品は予告なく仕様変更をする場合もございます。誠に恐れ入りますが予めご了承ください。
- ・カラー:スモーク・クリア
- ・素材:アクリル
- ・作業時間:0.5h
- ・付属品:本体
- ・サイズ:縦570㎜・横350㎜
特徴
形状にもこだわりました
ライダーがバイクに乗車する際に上体を前傾しながら乗車する為、ヘルメットがスクリーンに当たってしまう事があります。これを防ぐ為に、スクリーン中央は凹形状にし、逆に左右は最大限の風防効果を得る為に凸形状にしました。
透明度の高いアクリルを採用
厚みを3mmにしましたので、ある程度の衝撃にも耐えることが可能です。 日常の足としての性能が求められるトリシティに、防風性能が高いウインドスクリーンを装着することで、より快適に、より安心して走行することが可能です。お客様が快適にトリシティに乗れるように、スタッフと試乗を繰り返し、体感的に最も良い大きさにしました。実走行での体感にこだわって製作したスクリーンです。
視界の妨げになりません
トリシティ純正スクリーンが高さ350mmのところ、オプションのハイスクリーンは770mm。 しかし、ハイスクリーンのサイズはどうやっても視界に入る為、スクリーンが汚れていたりすると対向車のヘッドライトの光が反射して見づらい事がありました。そこで、比較的加工が簡単で透明な塩ビの板を加工して試作を繰り返し、大きさを決定しました。身長165cmのスタッフが乗車した際は、スクリーンから頭一個分ぐらい上に出る感じになります。※視界の妨げにはならない為
2か月間テストライドを担当したBUNのインプレッション
・11月から翌年1月頭までテストライドを重ねてきた私の率直な感想
①:真冬のライディングが楽になりました。
②:トリシティに乗るのがとても楽しくなる。
まず①、についてですが身体に当たる風が減り、着込む服の枚数を減らしても体感が変わらなくなりました。(気温2~3℃)真冬常に着ていた厚手のインナーから開放され、結果的に上半身のごわつきやウェアの重さが軽減しました。
②に関しては、私の個人的な感覚になってしまうのですが、スクリーンが伸びたことでトリシティの抱擁感と安心感が増し、穏やかな気持ちになるのです。高速は乗れませんが、後ろに荷物を載せ下道でどこまでも行きたくなります。正直初めはトリシティに物足りなさを感じていたのですが、スクリーンやナックルガード、リアキャリアを付けて今ではとてもお気に入りの車両になりました。
・スタッフのBUNは実家が茨城の為、テストでトリシティにロングスクリーンを装着し帰省の際に使ってもらいました。
ロングスクリーンを装着したことで体に当たる風が軽減され、安心感が増したようです。私も通勤で使いましたが、テスト期間が冬場だった事もあり、寒さが軽減されたのが一番のメリットに感じましたが、夏場であれば、子虫が体や顔に当たるのを防ぎ、雨天時には腿やおなか部分に当たる雨が軽減されます。体の中心部分に当たる風が軽減され、ある程度スピードを出していても純正スクリーン装着時よりも体に当たる風が軽減される為、風による疲労がかなり軽減されます。スクリーンを装着することによって、巻き込みの風切り音がヘルメットを通して聞こえてきますが、これはトリシティ純正のスクリーンやメーターバイザーを装着している場合でも同じです。少し前傾になれば、風切り音は軽減されます。更にライダー側に少し寝る角度で装着される為、地面にタイヤを押し付ける力が働き安定感が増します。通勤で私が使っている限りでは、ロングスクリーンをつけたことにより顕著に燃費が落ちたり、加速が鈍くなることはありませんでした。
Category:ウインドスクリーン