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【廃番】ズーマー用 リアキャリア

若者のライフスタイルに合ったモーターサイクルを研究・開発するホンダの若手開発集団であるNプロジェクト、彼らが開発したバイクの中でも一番のヒット車両と言えばズーマーです。スクーターをベースにカウル類を全て剥ぎ取ったデザインは今でも多くの人に愛されています。私が高校生の頃に販売が開始され、お洒落な人が乗るスクーターとして認知され、特に東京都内では目撃することが多々ありました。ズーマーに実用的なパーツのリアキャリアを装着するのに抵抗があるという方も多いはずです。当社では開発の際「機能的に優れた物には美しさが備わる」という機能美の概念をもって開発をおこなっていますが、今回は「ズーマーの車体のイメージを崩すことなく、機能的に優れたリアキャリア」というコンセプトで製作にあたりました。 デザインコンセプトはリアキャリアとして考えるのではなく、フレームの延長として考えることでした。カウル類をはぐことで、フレームを剥き出しにしている所がズーマーらしさです。そこで、フレームが延長されるとしたら、ここにくるのではないか?という推測の元にリアキャリアのデザインを作成しました。横から見た時にタンデムシートフレームの用に見える形状です。 ズーマーのフレームはシートから後ろがパイプフレームになっている為、リアキャリアもパイプで製作しました。ズーマーのシートフレームは25ミリのパイプで作られています。そこでリアキャリアも14ミリの太いパイプを使用して統一感を出しました。統一感を出すのであればシートフレームと同じ25ミリの方がよいのでは?というご意見もあるかもしれませんが、素材の価格が高くなってしまう事と、リアキャリア自体が重くなりすぎてしまい、ステーが重さに耐えらません。また、見た目がごつくなりすぎてしまい、デザイン的にも美しくならなかった事も、25ミリのパイプを採用しなかった理由の一つです。ズーマーの車体とリアキャリアをつなぐステー部分も鉄パイプを採用していますが、こちらは天板と同じ14ミリではなく、12ミリのパイプを採用しています。ズーマーはほとんどカウルを剥ぎ取ったデザインの為、横から見た時にシート下がスカスカになっています。この「スカスカ感」がズーマーの魅力の一つですので、リアキャリアの取り付けステーもしっかりとした強度を維持させつつ、できるだけ細くすることでスカスカ感を強調しました。

ズーマー用 リアキャリアは幅20.5cm 長さは26.0cmに設定しました。ボックスを装着するにも、荷物を積むにも調度良い大きさです。 最大積載量3キロ 付属品 ステンレスボルト×4 ステンレスワッシャー×2

Category:リアキャリア